骨粗鬆症
今日は、骨粗鬆症について書きたいと思います。
骨粗鬆症とは、骨が弱くなって、骨折を起こしやすくなる状態を指します。
特に、股関節の骨折(大腿骨頸部骨折)や背骨の骨折(圧迫骨折)手首の骨折、肩の骨折が多いです。
股関節や背骨の骨折は、体調を崩したり、足腰を弱くするだけでなく生命予後にかかわることが知られています。
ですので、骨粗鬆症の予防、治療は非常に大事になります。
われわれの調査では、骨粗鬆症の推定患者数は1280万人なのですが、実際に治療されている方はせいぜい200万人といわれています。
つまり、1000万人以上の方が、骨折をしやすい状態にあるにもかかわらず、治療していないということになります。
最近は治療にもいろいろな方法があり、骨折の予防もできるようになっております。
治療するかどうか判断するには、検査をする必要がありますが、検査にもいろいろな方法があります。
次回は、骨粗鬆症の検査について書きたいと思います。