リハビリ
整形外科のクリニックのリハビリ室では、よく干渉波だ、SSPだ、ウォーターベッドだといった機器が並んでますが、そもそもどのようなメカニズムでどんな効能があるのでしょうか?
干渉波ですが、こんな機器ですね。
仕組みですが、片方の導子から1200Hzの電流を出し、もう片方の導子から1100Hz~1199Hzの電流を出すと(スクランブル通電法)、体内の奥深い所でぶつかり合い、特別な刺激(1~100Hz)が発生します。
電流と電流が、互いに干渉して、新しい刺激が生まれるので、「干渉波」と呼ばれているわけです。
痛みやコリの部分にこの干渉波を当てると、筋肉・血管が収縮・拡張を繰り返し、血行の循環を促し、慢性的な痛み・コリを解消します。
さらに、体内に複雑な電流を流すと、脳から鎮痛物質のエンドルフィンが分泌されることが分かってきており、これによっても、痛みが軽減します。
ですので、干渉波は、疼痛軽減や筋肉のリラクゼーションに極めて有効です。
次回は、SSPについて書きたいと思います。