サルコペニア(筋肉減弱)
サルコペニアという言葉を聞いたことがありますでしょうか?
日本語では、加齢性筋肉減弱現象なんて言います。
要するに、年齢とともに、筋肉が落ちてくることです。
ギリシャ語の造語で、サルコが筋肉、ぺニアが低下するという意味です。
筋肉が落ちてくるのなんて、当たり前だと思われるかもしれませんが、これが今大きな問題となってます。
国民生活基礎調査というのを、国が行ってますが、それによると、介護が必要になる原因の第3位に「高齢による衰弱」というものがあり、この多くがサルコペニアによるものといわれています。
13.4%にも達してますので、侮れない数字です。
逆に言うと、サルコペニアを予防することで、13.4%の方は介護が必要なくなるということです。
ご存知の通り、近年介護、特に老々介護が大きな問題となってます。
サルコペニアを予防することで、少しでも介護の問題が解決できればと思います。
次回は、サルコペニアの定義について、書こうと思います。