整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科

練馬区下石神井の整形外科「むらき整形外科クリニック」
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医学FAQ

ロコモティブシンドローム

どんな運動がよいの?

外来ではいつも「よく運動してくださいね」と口をすっぱくして言います。

膝痛や腰痛は、ある程度治療できるのですが、筋肉が落ちるとどうにもならなくなっちゃうので・・・

そうすると、よく聞かれるのが、どんな運動がいいの??どのくらいやればよいの??という質問です。

まず、どんな運動かについてですが、先日書いたロコトレはもちろんおすすめですが、やはりウォーキングだと思います。

一番困るのは歩けなくなることなので、歩くことが直結してその予防になります。

しかも、手軽にできるし、関節を傷めにくいです。

大事なのは、無理しすぎないことです。

軽めの運動を続けることが大事です。

慢性の膝痛や腰痛の場合、安静にするのはおすすめできません(もちろん動けないくらい痛いときは別です)。

痛みがあっても、無理のない範囲で動くことが大事です。筋肉が落ちちゃいますので。

どの程度やるかについては、人によって、運動能力や体力は違うので、一概には言えません。

いえることは、疲れない程度にしておくことです。

運動した後、かえって寝込むようでは、やりすぎだと思います。

体調を整えるために運動しているのに、やりすぎて逆効果にならないようにしなくてはいけません。

あとは好きなスポーツがあれば、なんでもよいと思います。

続けることが大事なので。

関節を傷めないで筋肉を鍛えるには、プールが良いです。

水中歩行は関節に負荷がかからず、しかも水の抵抗があるので、効率的に筋肉を鍛えることができます。

もちろん、得意な方は泳いでもよいと思います。

軽めの運動を、続けて、元気を保ちましょう。